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こどもの視力が低下する落とし穴.1について
今、視力1.0未満のお子さまが、急激に増えています。
平成15年度の 学校保健 統計調査 で 公示された「 視力1.0未満 」の割合は、
小学生全体の25.6%、中学生49%、高校生では60%にものぼるそうです。
特に、テレビゲーム や パソコン、マンガ、携帯メール などがあふれる昨今、
視力の低下は 小学生、中学生から始まります。
これらの「 近くのものを凝視し続ける 」 生活習慣が
近視 や 視力低下 の 原因 になっていることが、たくさんあります。
つまり、近視は遺伝ではない ということです。
しかし なぜ、近くのものを 凝視し続けることが、近視につながるのか?
それは、眼は 近くのものにピントを合わせようとすると、
目の筋肉を収縮させる性質 を 持っているからです。
例えば、何時間も集中してゲームを続けたり、テレビやパソコンの画面を
長時間 見続けたりすると、筋肉が収縮して 固くなります。
そう。例えて言うのなら、
肩 周辺の筋肉に、余計な力が入ることで起こる「 肩コリ 」に似ています。
この状態に陥ると、遠くのものに対する 眼のピント調節が 困難になり、
さらに、慢性化して 視力が低下していくのです。
要するに、近視とは 遠くのものに ピントが合わせられなくなる症状のことです。
ですので、近視が進むとそのうちに 失明 になる、ということではありません。
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